第45回アミューズメントマシンショー

07年9月16日更新

9月13日~15日(13日~14日は業者招待日)10:00~17:00 幕張メッセ 4・5・6号館


※画像はクリックすると、拡大画像が表示されます。

会場前にあった看板と、初日の開会式会場です。撮影時は、もちろん開催前です。9時45分から開会式が行われましたが、終わったのが10時5分だったのでそれに伴い入場時間も定刻より5分遅れました。

  

一番右は、初日の開場前の列です(9時35分頃)

◆ケイブ

■デススマイルズ

AMIブース内にケイブブースが出展されていました。注目は、今回初プレイアブル出展の『デススマイルズ』です。簡単ですが、システムを整理してみます。

○基本操作とシステム

3つボタンで、Aボタンが左ショット。自機キャラが左側に向いてショットを発射します。Bボタンが右ショット。A+B同時押しで、敵をロックするショットを発射します。Cボタンがボム(召還魔法)で、強力な魔法で敵をなぎ払います。

各ボタンを押し続けると強い攻撃になりますが、自機の動きが鈍くなります。ケイブのシューティングでは、おなじみですね。ロックオン攻撃は、ロックオンサークルが広がり、その中に入った敵を自動的に攻撃します。効果があるのは、一度に一体の敵のみとなります。

ライフゲージ制になっていて、ゲージは3つあります。敵の攻撃を受けるとダメージを受け、ゲージが全てなくなるとゲームオーバーです。ダメージ量は敵によって違うようで、ボスキャラとなると1個のゲージ全て無くなりますが、ザコキャラだと少ないダメージ量です。

○ステージ構成について

ステージ全体を「章」と呼び、「章」は「2幕構成」になっています。「幕」の最後に中ボスが登場、といった流れです。ステージは選択することができ、最初のゲームスタート時においても2つのステージから選択できました。さらに「幕」をクリアしても、またステージ選択画面が表示されます。

ステージ選択画面の真ん中には、「ランクセレクト」ということで「ステージ1~3」まで選択できました。ステージ数が大きくなるにつれ、難易度が上昇しました。最初にランクセレクトで「ステージ1」を選択し、2幕分クリアし次の「章」に移行すると、ランクセレクトから「ステージ1」は選択できなくなり、「ステージ2」以降しか選択できなくなりました。なお今回のバージョンは、全2章の4幕構成分しかプレイできませんでした。全ステージクリアすると、自動的にゲームオーバーです。

○アイテム

得点アイテム(大・中・小)と、ライフ回復アイテム(大・中・小)、ボムアイテムになります。

○プレイしてみて

2回プレイし、ウィンディアとキャスパー両方使ってみました。攻撃タイプはキャラごとに違っています。当たり判定は小さいほうだと思います。ランクが上がると、やはり弾幕が多くなります。スコアシステムがいまいちわかりませんでしたが、得点アイテムをとると画面左下に数字が増えていくのが確認できました。プレイしている人によってはかなり点数を稼いでいる人を見かけましたので、スコアラーにとってはやりがいのあるシステムかもしれません。

  

 

左の画像は、クリア時に表示される画面の一つです。
右は、ウィンディアとキャスパー、他堕天使が踊るステージの開演前です。

  

デススマイルズのチラシです。裏面はいつものケイブ通り、おまけ付きです。
右は、プレイするともらえたストラップです。タイミングが合えば、ウィンディアとキャスパーから直接、首にかけてもらえます。

◆カプコン

■戦国BASARA X

開発度60%の状態で出展されていました。使用できるキャラクターは。7月のロケテスト時から2人増え、本田忠勝と豊臣秀吉が使えるようになり全6キャラでプレイできました。7月のプライベートショーで公表された、プライス品も展示されていました。ビュウリックス筐体の対戦台が3セット、通常対戦台が3セット用意されていました。

   

 

◆タイトー

■悠久の車輪

開発度65%の状態で出展されていました。今回のバージョンは、6月のロケテバージョンと比較してバランス等修正されているようでした。特に目立った仕様となると、

  1. 召還できる召還獣が今回は1種類(癒しの天使ラファエルのみ)だけしか選択できませんでした。ただし、製品版では6種類ぐらい増えるようです。
  2. 召還獣レベルが最高レベル3までと3段階ありましたが、レベル廃止に変更。その代わり、召還獣の滞在時間は召還時の魔法陣の大きさに比例するようになりました。すなわち、大きい魔法陣を作った状態で召還したときほど、滞在時間は長くなります。画面下、召還ゲージバーの左に魔法陣面積の数値が新たに追加され、それが目安になります。

8台設置されていて、プレイカードは事前に用意されています。プレイ後、カードは排出されません。

実物のカードは展示されていませんでしたが、カードイラストが展示されていました。イラストレーターを見てみると、末弥純・美樹本春彦・平尾僚・天野尚などが手がけています。

    

一番右は、『悠久の車輪』のカタログ表紙です。関係者の方は、もらった人多いのでは?

◆セガ

■まもるクンは呪われてしまった!

セガブースに出展されていたグレフの『まもるクンは呪われてしまった!』。アルカディアにシステム等が紹介されていましたが、改めておさらいということでまとめます。

○基本操作とシステム

Aボタンで通常ショット。Bボタンでのろい弾を発射します。のろい弾はボタンをため押しすることで威力が高まります。発射後、大型の敵に命中させると敵を呪うことができます。一定時間ダメージを受け続け、呪われている間に敵を倒すとボーナスが入ります。Bボタンをためずにすぐ離すと、のろい弾は遠くに飛ばず自機前方で炸裂します。その中に飛び込むと、自機を呪うことができ、一定時間強力にパワーアップします。ただし、スピードが遅くなったり、のろいが解けたときにパワーダウンするなどリスクもあります。

ライフが0、もしくはゲームタイマー(活動時間)が0になると、ゲームオーバーです。

○ステージシステム

ワールドとミッションの2種類あります。ワールドは、通常のステージ構成です。クリアまでの時間が長くなりがちなので、活動時間には要注意です。ミッションは、ボス戦中心の短いステージです。1回ミスすると、強制終了します。

○プレイしてみて

任意スクロールする場面がありますが、昔タイトーから出ていた『奇々怪々』を思い出しました。プレイしてみると、なんとなくそれを思い出さざる得ない印象を受けました。のろい弾の使い分けが、やはりポイントだと思います。残念ながら、今日はうまく使いこなせていたとはいえないプレイぶりでした。

 

■セガブースその他

まもるクンの隣には、『イルベロ』が設置されていました。

   

『ダービーオーナーズクラブ2008』は、業者日のほうが注目度が高かったと思います。キッズ向けカードゲーム「ビーナランド」の新作で初お披露目となった『サンリオキッチン』は、今回はプレイできませんでした。どういった操作になるのでしょうか?あと、リラックマのメリーゴーランドがありました。一般日では、子供たちが乗っていて、大変にぎわっていました。

   

■テクモ

テクモ歴代の懐かしゲーム機が設置されていました。テクモの前身、テーカンブランド時代の物も設置されていました。『ソロモンの鍵』の筐体なんか、懐かしいといいますか・・・、思わず一生懸命プレイしてしまいました。

  


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