beatmania IIDX最新作となる「CastHour」のロケテストが、今回愛知県「名古屋レジャーランド大高店」で行われました。IIDX28のロケテスト同様に、LIGHTNINGモデル筐体を利用して行われました。
■beatmania IIDX 29 CastHour新要素
1. マルチスピンスクラッチ(MSS)
新ノーツ「マルチスピンスクラッチ(MSS)」が登場しました。スクラッチの新ノーツが登場するのは、「IIDX17 SIRIUS」(2009年10月21日稼働)の「バックスピンスクラッチ」以来となります。
マルチスピンスクラッチは、複数のバックスピンスクラッチが繋がった状態でレーンにに落ちてきます。始点ノーツからターンテーブルを回し続け、中間ノーツのタイミングで回す方向を反対に切り替えながら、そのままターンテーブルを回し続けます。
実際に「マルチスピンスクラッチ」が入っている楽曲「ハイテックトキオ」(難易度:NORMAL)をプレーしてみましたが、ターンテーブルの回す方向をひたすら切り替えながら一生懸命回し続けました。方向を切り替えながら回し続けるという、「バックスピンスクラッチ」とは違った操作の楽しさがありました。
今回のロケテスト収録曲に「マルチスピンスクラッチ」が入っている楽曲は3曲用意されていました。
2. ランダムレーンガチャ
LIGHTNINGモデル専用機能で、特定の配置でプレーできる「ランダムレーンチケット」を排出する「ランダムレーンガチャ」が登場します。
ガチャは、LIGHTNINGモデルの「プレミアルエリア」からひくことができます。排出されたチケットは「所持状態」の項目で確認・セットができます。チケットをセットした状態でRANDOMオプションを有効にして楽曲を選択すると、そのプレーで自動的に使用されます。
ランダムレーンガチャの使用には、別途料金(今回のロケテストでは300円)が必要です。
3. 判定調整機能拡張
(1) 判定タイミング自動調整機能
プレー中に判定調整を自動調整する機能が新たに追加されました。プレー中のFAST/SLOW割合と基にして、楽曲プレー中に自動的に判定タイミングが調整されます。「判定タイミング自動調整」を使用するには、あらかじめオプションで「判定タイミング自動調整」を「ON」にする必要があります(デフォルトはOFFになっています)。
実際に「判定タイミング自動調整」を「ON」にして楽曲をプレーした結果、判定調整が私の場合はプラス側の数値に寄っていたことを、演奏中画面に表示されている判定数値で確認できました。
この機能が活かせる場面としては、「判定数値」を調整しているけど適切な数値が見つけづらい人。複数のIIDX筐体をプレーしていて、都度判定調整が手間なときに自動調整が使えると思います。
(2) プレー中に判定タイミング調整が可能
プレー中にテンキーを入力することで自動調整の切替や手動でのタイミング調整ができるようになりました。テンキーの「0」を押すと、自動調整のON/OFF切替。テンキーの「3」を押すと、自動調整がOFFのの時に判定位置を下げる。テンキーの「9」を押すと、自動調整がOFFのの時に判定位置を上げます。
4. さらに充実した要素・機能
ヒットチャート
楽曲の人気ランキングがわかる「ヒットチャート」がプレミアムエリアに追加されました。
ベストスコアの使用オプション表示
スコアグラフの下に使用オプションが表示されるようになりました。自己ベストのほか、ライバルがどのオプションを使ってベストスコアを出したかを確認することが可能になりました。
5. IIDX29のロケテスト版に収録されている新曲
ロケテスト版に収録されている楽曲リストを現地で公開していました。
■ロケテストを振り返って
1. ロケテスト運営
ロケテストの運営は、10時~19時30分まで行われました。プレー間隔は、15分間隔で2人ずつプレーする、というスタイルをとっていて、1日最大78人までプレーできました。
前作IIDX28のロケテストは、20分間隔で2人ずつプレーで1日最大60人までプレーできました。比較すると、IIDX29のロケテストは5分早めて、前回より18人多くプレーできるようになりました。要因として、IIDX28のロケテストはモード選択に10分間プレーできる「プレミアムフリー」がありました。それを選択するプレーヤーさんもいてプレー時間が長くなることが予想されるので、プレー間隔を長くとっていたと予想されます。
※2021年8月14日時点で「名古屋レジャーランド大高店」の営業時間、閉店時間が20時までと時短営業を行っています。
ロケテストエリアは、非常に広いスペースをとっていました。プレーヤーさんの待機スペースも余裕があったり、2台並んでいる筐体間の距離も十分距離が保たれていました。ロケテスト中のロケテストエリアは筆者が足を運んだ8月14日(土)の週末でもあっても、最小限の人数しかいませんでした。プレーを見守るギャラリーが少なかったのが要因だと思います。
ロケテスト開始前は、コナミスタッフが筐体を念入りに清掃していたり、プレー終了後も都度清掃を行っていました。
2. ロケテスト抽選券配布状況
ロケテストに参加するために必要な抽選券を、午前9時15分までに現地に集まった人たちに配布されました。
今回は8月14日(土)の1日のみの参加でしたが、抽選券配布直前で52人集まりました。定員割れ(78人まで配布)でしたので、9時30分に2回目の抽選券(16時30分以降のプレー)が配布されました。
■beatmania IIDX 29 CastHourタイトル画面・選曲画面動画
自身で撮影してYoutubeにアップロードした動画です。今回のロケテストは、動画撮影は許可されていました。
トップページへ
|