最終更新日:2015年9月13日
実施期間 | 実施場所 |
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15年9月12日~13日 | パロ聖蹟桜ヶ丘店 |
15年7月24日~26日 | ラウンドワン福岡天神店 |
15年7月17日~20日 | ラウンドワン梅田店 名古屋レジャーランドささしま店 |
15年7月10日~12日 | 東京レジャーランド秋葉原1号店 |
15年6月19日~21日 | 東京レジャーランド秋葉原1号店 |
6月20日 | 2回プレイ |
6月21日 | 1回プレイ |
7月11日 | 1回プレイ |
7月12日 | 1回プレイ |
7月18日 | 2回プレイ(大阪でプレイ) |
7月25日 | 3回プレイ |
9月12日 | 4回プレイ |
ロケテスト期間内で合計14回プレイ |
第5回ロケテストの加筆修正箇所は、青文字で示しています。 ■プレイ料金・遊べる曲数コインプレイ、1プレー200円。PASELIプレイ、1プレー247PASELI。3曲設定です。■筐体について全体的に白を基調にした落ち着きがある彩りです。モニターは『サウンドボルテックス』と同様に縦長です。操作デバイスは、スピナーと呼ばれる5つのボタンが付いています。このスピナーは叩く・押しっぱなしにするという動作だけでなく、左右どちらかに回し続けることができます。ポップンミュージックのボタンよりもさらに一回り・二回り大きいボタンです。ボタンを叩いたときの深さは浅く感じましたが、叩いたときの感触はしっかりと感じることができました。第5回ロケテストでは、筐体のスピナーのボタンがこれまでより小さくなった模様です(Twitterからの情報より)。 足下にはフットペダルが付いています。第1回のロケテストでは楽曲プレーするにあたってのデバイスではなく、Graficaのギフト(特殊能力のようなもの)を発動させるときに踏みました。第2回のロケテストでは、楽曲プレーのオブジェクトのひとつとして割り当てられました。Graficaのギフト発動は、自動で行われます。 各種決定時に使用するスタートボタン(▷ボタン)がスピナーの上側に付いています。 筐体の左側にはヘッドホン端子が付いています。ヘッドホンの音量調整は、テンキーの「7」と「1」を使って調整できます。持ってきたヘッドホン(ノイズキャンセリング対応ヘッドホンではなく普通のヘッドホン)をさしてみましたが、音が割れていて聴くに堪えなかったので試すことができませんでした。今回用意された2台の筐体とも同じ症状で、他の人でヘッドホンを使っている人でも同じような状況が見られました。第2回のロケテストでは、そういった症状も改善され通常通り音が聞こえるようになりました。 なお、コナミの筐体にはプロデューサー名が表記されていますが、今回の筐体には表記が見当たりませんでした。第2回のロケテストでも筐体にプロデューサー名の表記は確認できませんでした。 ■ゲームのフローについて
■ゲームの操作説明●第1回ロケテスト時
●第2回・第3回・第4回ロケテスト時
●第5回ロケテスト時
印象的なのは、他のBEMANIシリーズと違ってレールが左右にスクロールします。難易度が低い楽曲ではスクロールは緩やかな感じでした(高難易度になるとどうかわかりませんが・・・)。スクロールに併せてオブジェクトを叩く・押しっぱなし・回す操作は、気持ち良かったです。 判定マークにオブジェクトが重なったところでスピナーを叩きますが、叩いているつもりでもエラーが出ることがありました。数回プレイした感じでは、目押しで叩くより楽曲のリズムに合わせて叩くことを意識するとエラーが出にくくなりました。他のゲームでもリズムに合わせることは重要だと思いますが、特に『ミュゼカ』ではその傾向が他のBEMANIシリーズよりも強く感じました。 第2回・第3回・第4回のロケテストでは演奏プレイについて、変更点がありました。まず、上3つの判定マークの色が「橙色」→「青色」へ、下2つの判定マークの色が「青色」→「橙色」と変更になりました。ペダルがオブジェクトとして追加されました。ところで、第1回のロケテストで感じた判定マークにオブジェクトが重なった際にスピナーを叩いているつもりでもエラーが出る件ですが、今回のVer.では調整された模様でコンボがつながりやすくなりました。 さらに第4回のロケテストでは、Graficaのギフト発動中の演出に変更がみられました。これまで発動すると上にキャラクターが表示されて背景色が白→黒に変化しました。キャラクターが上に表示されるのは今まで通りですが、背景色は白→黒にならないで、Graficaのキャラクターが半透明に表示されるようなりました。そのため、発動中もオブジェクトが流れるレールは見やすくなっていました。 第5回のロケテストでは、ロング回転オブジェクトがなくなりました。その代わりに、強回転オブジェクトが新たに加わりました。また、回転オブジェクトに回転方向を指示するオブジェクトが登場します。回転方向を指示する回転オブジェクトは、今回筆者がプレイした範囲では確認できませんでした。確認できた範囲に限りがありますのでなんともいえませんが、高難易度の楽曲に登場するオブジェクトかもしれません。強回転オブジェクトは、正直いってあまり意識せずプレイしたので、回転オブジェクトとの比較がよくわかりにくかったです。 ■Grafica説明Graficaとは、ギフトと呼ばれる特殊能力を持ったキャラクターイラストです。楽曲プレー中にギフトゲージをためてフットペダルを踏むと、ギフトを発動させることが可能です。ギフトの種類は様々あり、活用することでゲームをより有利に進めたり、ビジュアルを変化させることができます。Graficaのギフトは「スコアアップ」、「ライフ回復」、「レーンの表示の変化」等があります。 入手方法関連ですが、PASELIプレーでレア確率がアップします。さらに、複数同時購入でレア確定になります。無料で入手できる方法ですが、1プレーで1つ無料で入手できます。入手したGraficaの引き継ぎについては、レア度「5」のGraficaは製品版に引き継ぎ可能となっています。 第2回・第3回ロケテストの仕様だと思いますが、Graficaのギフトの難易度が高いほど、取得可能なスコアの上限値が上がるルールになっていました。Graficaセット画面の説明については、下にまとめてみました。なお、Graficaを用いたスコアに対する付加価値については、ロケテストアンケートに項目をたてて意見を募っていました。 ●Graficaの画面説明楽曲プレイ前に、Graficaのセット画面に移ります。この画面では「Graficaのセット」、「選択中のGrafica詳細」、「Graficaを選択した結果のトータルライフ量・獲得可能なMAXスコア量」を確認できます。1. Graficaのセット Graficaは最大3枚までセットできます。Graficaの発動順はプレーヤーが選択できます。 2. 選択中のGrafica詳細 選択中のGraficaは、以下の情報が表示されます。
トータルのライフ量は、プレーヤーの基本ライフに加えて、最大3つのGraficaのライフを加算した値が表示されます。 獲得可能なMAXスコア量は、プレースコアに加えて、最大3つのGraficaを最大限活用できた際のスコア量を加算した値が表示されます。 ■楽曲について(9月13日、難易度加筆修正)楽曲は6月21日時点で、23曲収録確認できました。第2回・第3回・第4回のロケテストでは追加楽曲はありませんでした。第5回のロケテストでは、東方アレンジ曲3曲追加されました。ライセンス楽曲は『サウンドボルテックス』等でも収録されていた「EXIT TUNES」の楽曲。コナミオリジナル楽曲は、『サウンドボルテックス』からの移植曲と『ミュゼカ』オリジナル楽曲が収録されていました。難易度の数値表記は、「レベル1」から「レベル10」まで確認できました。難易度区分は『ミュゼカ』では、色で表記していました。優しい難易度は「翠」、普通の難易度は「橙」、難しい難易度は「朱」となっています。楽曲によっては、今回のバージョンでは用意されていない難易度もありました。 難易度は可能な範囲で記入しました(空欄は未確認)。「-」になっているところは、今回のバージョンでは難易度が用意されていないため選択できません。 ※楽曲名については、BEMANIWiki 2nd様から転載させていただきました。
■ロケテストの様子・ちょっとした感想第1回のロケテストは3日間足を運びました。ロケテスト初日19日(金)は、22時55分~23時40分頃視察しました。深夜時間帯ということもあって、整理券なしでプレイ待機列に並ぶことができましたし、ギャラリーも少なくなっていたので筐体や他の人のゲームプレイを近くで見ることができました。 ロケテスト2日目20日(土)は、整理券をもらうため9時頃に現地到着しました。現地到着時ですでに約100人が店頭前に並んでいました。その後さらに増えていき、レジャラン秋葉原1号店隣のビル解体工事現場のほうまで列が伸びていきました。9時30分過ぎから整理券配布をはじめ、この日「64番」をひくことができました。この日は思った以上に番号の進みが早く、21時頃には整理券番号「200」まで待機イスに座れる状態になりました。その後21時30分頃には、整理券なしでプレイできるようになりました。そのおかげもあってもう一度待機列に並び、結果2回プレイできました。 ロケテスト最終日21日(日)も9時頃に現地到着しました。この日もすでに約100人は並んでいました。整理券は「26」をひくことができました。早い番号ということもあり、11時前には待機列に並んで、12時過ぎにプレイすることができました。 ロケテストが行われているスペース周辺には、ミュゼカの操作説明・Graficaの説明が明記されたシート。ロケテストアンケート。ミュゼカの感想・意見を書き込むためのロケテストノート。稼働記念のイラスト募集のチラシと、イラストを描くために使用できる色鉛筆。ロケテストアンケート回収ボックス、イラスト募集の投稿回収ボックスがありました。プレイ後は、みなさんアンケートにしっかり書き込んでいる様子がうかがえました。また、ロケテストノートに書き込んでいる人もいました。私もアンケートへの回答、ロケテストノートにいろいろ書き込みました。 今回は『ミュゼカ』初体験ということもあり、楽曲は低レベル(レベル1・レベル2・レベル3)を中心にプレイ。Graficaを購入したり、購入したGraficaを『サウンドボルテックス』のリアジェネでカード印刷したりと、いろいろ試しながらのプレイとなりました。可能性は十分感じることができました。また、触れる機会がありましたら是非触ってみたいと思います。 第2回のロケテストも3日間足を運びました。初日は21時過ぎに到着して1回プレイ、2日目は22時20分過ぎに到着して1回プレイできました。共に、整理券なしでプレイできる状態になっていたので待機イスに座って順番を待ちました。 ロケテスト最終日12日(日)は、9時前に現地到着しました。その時点では13人並んでいましたが、9時20分頃にはIIDXのロケテストの整理券をもらった人がこっちに流れてきたこともあり、57人と一気に増加しその後も増え続けました。 第3回のロケテストは、7月18日(土)にラウンドワン梅田店・名古屋レジャーランドささしま店の2箇所足を運びました。 ラウンドワン梅田店へは8時50分頃到着しました。『ミュゼカ』は6Fの音楽ゲーム中心に設置されているフロアに1台設置されていました。筐体近くには整理券の進行状況を示したボードが設置されていて店員さんが随時更新していました。到着直後の整理券進行具合は「10番」にも満たしていませんでした。プレイするために必要な整理券が4Fの受付カウンター(メダルゲームのフロアのカウンター)で配布ということでもらいにいきましたが、整理券番号は「11」。結果的にほぼ待ち無しでプレイできました。とはいえ、午前10時を過ぎてお昼に近づくたびに少しずつ増えていきました。 筐体近くにイス・テーブルが用意されていて、そこにロケテストノート2冊・アンケート・イラスト募集のチラシが置いてありました。座って書けるのでじっくり書くこともできたと思います。結果、大阪では2回プレイしました。 大阪を13時30分頃離れて、新幹線で名古屋へ移動しました。名古屋駅から少々歩いて、14時35分頃「名古屋レジャーランドささしま店」へ到着しました。こちらは様子を見ただけでプレイしませんでした。こちらも筐体は1台設置。店員さんが近くについていてプレイに必要な整理券を配布していました。大阪同様、イス・テーブルが用意されていて、ロケテストノート2冊・アンケート・イラスト募集のチラシが置いてありました。 整理券を持っている人が筐体から離れていたせいもあるのでしょうか、『ミュゼカ』周辺はギャラリー含めてそれほど人は付いていませんでした。15時30分時点で40番までプレイ、整理券は50番まで配布されていたので10人待ちでした。 第5回のロケテストは、Twitterで開催情報を確認しました。移動途中でしたが特にこれといった用事はなかったのでで、急遽進路を変更して聖蹟桜ヶ丘まで向かいました。まだあまり情報が行き渡っていないせいか、14時30分過ぎに到着時は筆者含めて3人待ちでした。その後もそれほど待ち人数は増えることもなく、そのおかげで早くまわってきましたので1日当たりのプレイ回数はこれまで最多の4回でした(その次は、福岡ロケテで3回プレイ)。 福岡のロケテストでGrafica発動時の背景が見やすくなったことに加え、今回はオブジェクトの見た目が変わり視認制が良くなったこと、さらにスピナーのボタンがこれまでより小さくなったこと、これらの改良が加えられたことでより遊びやすくなったと思います。 パロ聖蹟桜ヶ丘店は、「聖蹟桜ヶ丘オーパ」というショッピングゾーンのなかにあるアミューズメント施設です。子ども向けゲーム・メダルゲーム・クレーンゲーム機が充実しているなかで、音楽ゲームもほぼ一通り揃っています。週末ということもあり、日中は家族連れや子ども達が多く目につきました。そういったところでBEMANIシリーズ最新作のロケテスト開催というのは、ちょっと変わったシチュエーションで、いろいろな意味で貴重なロケテストだったと思います。店員さんが店内放送でロケテストの案内をしていましたが、それに併せて入荷予定であることも告げていました。 |