2017年から稼働した新しいBEMANIシリーズ『ノスタルジア』のメジャーバージョンアップです。新しく追加された「リサイタル」は、プレイ内容を3つの観点から評価されます。単純にミスなくプレイするだけではなく、審査のポイントを念頭に入れながらのプレイが要求されます。
今回のロケテストでは、演奏者名は「GUEST」で統一されています。モードセレクトは前作同様、スタンダード・フォルテの2種類です。通常演奏の「Practice」、新しく追加された「Recital」のいずれか選択してプレイします。
■ノスタルジアOp.2新要素について
1. 新機能「リサイタル」の追加
ゲーム内で演奏者が「リサイタル」を開催し演奏します。リサイタルの結果に応じて、ゲーム内通貨「GOLD」を獲得できます。会場を2種類から選択でき、演奏会場によって開催費用(ゲーム内通貨GOLDを使用)が異なります。大きいホールになると、収容猫数が多くなるそうです。
リサイタルは、以下の3つの観点から評価されます。
審査員猫は、リサイタルの審査を行う猫です。審査員猫の意向に沿った演奏を行うことで、評価が高くなります。審査ポイントは以下の5つです。
- テンポ:スコアが低いと評価が下がります。
- 音程の正確さ:1つのノーツに対して3鍵盤以上押すと、評価が下がります。
- テーマ:リサイタルのテーマに沿った選曲がされていないと評価が下がります。
- 優雅さ:打鍵の強弱が支持通りにできていないと評価が下がります。打鍵の強弱は、ノーツが流れる背景の色によって強弱をつけて弾きます。黄色の背景時は力強く弾き、青色の背景の時は優しく弾くようにします。
- ミスタッチ:ノーツの無いところに鍵盤を押すと、評価が下がります。
審査員猫は、毎プレイランダムで変わる模様です。審査員猫によっては、1つだけ評価する猫もいれば、2つ評価する猫もいる模様です。
観客の猫数は、より良いスコアを出すほど、観客の猫数が増えていきます。多くの観客猫を集めることで、リサイタルは高く評価されます。
名声は、リサイタルの評価によってプレーヤーに通り名「名声」がつけられます。より高い名声がつくほど、リサイタルの評価は高くなります。
リサイタルでプレイ後のリザルトは、審査員猫の評価とスコアが表示されます。以下のスクリーンショットは、筆者が今回のロケテストでプレイした全リザルトです。全楽曲、リサイタルでプレイして難易度はすべてHardでプレイしました。
リサイタルによって、テーマが決まっています。今回のロケテストでは「幻想的な旅の始まり」をテーマにしていました。テーマごとによって表示されるキーワードを参考にして選曲することで、評価の上下変動があります。
リサイタルの演奏がすべて終わると、新聞風のリザルト画面が表示されます。トータルスコア・5つの審査の評価・獲得ゴールドが表示されます。
2. ゲームオプションの充実について
ゲーム中に設定できるオプションが大幅に増えました。これにより、今まで以上にプレイしやすいように調整できます。
オプションは大きく「SOUND」、「VISUAL」、「NOTES」、「JUDCE TIMING」に分かれています。
新オプション「VISUAL」内の「Orbit」は、ノーツの軌道を3種類から選択します。「噴水」は従来の軌道で「直線」、「スライダー」がOp.2で加わった軌道です。「直線」と「スライダー」の軌道は、beatmani・ポップンミュージックなどに搭載されている「SUDDEN」というオプションに近い感じを受けました。
「噴水」と比較すると突然ノーツが降ってくる感覚があり、「噴水」とハイスピード調整ですと速くノーツが表示されるように感じました。
オプション調整時は、ノーツのプレビュー表示を見つつ、実際に鍵盤を叩いて感触を確かめることも可能です。プレビュー時の表示を、動画で撮ってみました。
3. 新難易度「REAL」の追加
従来3段階あった難易度に加えて、「REAL」が追加されました。選曲画面で「REAL」がプレイできる対象楽曲の左上に、「REAL対象曲」と表示されます。「REAL」をプレイするには、ゲーム内通貨「GOLD」が必要です。250GOLDを消費すると1回プレイ、7,500GOLD消費すると何回でも遊べるようになります。レベル表記は専用のものが用意されている模様です。
筆者は今回のロケテストでは未プレイでしたが、他の人のプレイをみていると「難しいです」。
■選曲画面・スクリーンショット
クラシック・ジャズ曲が6曲。ライセンス楽曲が1曲。コナミオリジナル楽曲9曲追加されています。
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